2023年7月に物語が完結した『MASHLEーマッシュルー』。アニメ化され、さらに人気が上がっている作品です。
そんな『MASHLEーマッシュルー』がハリーポッターにパクリで似ていると言われています。
本当のところはどうなのでしょうか？
結論から言うと、オマージュが組み込まれてるといったくらいです。
マッシュルはハリーポッターに似ている？
画像引用：TVアニメ『マッシュル-MASHLE-』公式サイト
『マッシュル』は一見、『ハリーポッター』のパクリのように思われますが、オマージュといった感じだと推測します。
下記にマッシュルとハリーポッターのオマージュと思われる点をまとめました。
| オマージュ項目 | マッシュル | ハリーポッター |
| 制服が似ている | アドラ寮の制服は、白いシャツに赤ネクタイ、紺のロープ | グリフィンドールの制服は、白いシャツに赤と金のネクタイ、黒のロープ |
| 寮の特徴 | 「勇気と信念」 | 「勇気、大胆さ、気力、騎士道精神」 |
| 寮の組み分け方法 | ユニコーンの角に触れると生徒の思考を読み取り組み分けられる | 組み分け帽子(魔法の道具)をかぶると帽子自身が考えてくれる |
| 魔法界のスポーツ | ドゥエロ寮対抗戦でマッシュが出場 | クィディッチ寮対抗戦でハリーが出場 |
| 校長先生 | ウオールバーグ・バイガン校長先生帽子とメガネ、白髪に長い白ひげが特徴 | アルバス・ダンブルドア校長先生帽子とメガネ、白髪に白ひげがもじゃっとしている |
| サブタイトル | 各話のタイトルが、「マッシュ・バーンデッドと○○」 | 本や映画のタイトルが、「ハリー・ポッターと○○」 |
改めて見ると似ていますが、尊敬の意を込めたオマージュでしょう。
マッシュルとハリーポッターの違いは？
『ハリーポッター』に似ていると言われる『マッシュル』ですが、この章では、2作品の違いを解説していきます。
『マッシュル』も『ハリーポッター』も同じ魔法がある世界で、魔法学校が物語のメインの舞台になっています。
| 項目 | マッシュル | ハリーポッター |
| 主人公の特性 | マッシュ・バーンデッドは、生まれつき魔力が一切ない | ハリー・ポッターは、魔法界でも有名な魔力の持ち主で強力な敵を倒してきた |
| ストーリーのジャンル | バトル要素が強く、アブノーマル魔法ファンタジー | ファンタジー要素が強い |
主人公のマッシュとハリー・ポッターの特性の差が大きく違いますね。
ハリーポッター以外のオマージュ作品は？
『マッシュル』は、『ハリーポッター』以外にも、オマージュ作品だと言われている作品があります。
- ワンパンマン
- 鋼の錬金術師
- NARUTO
順番に見ていきます。
ワンパンマン
『ワンパンマン』は、主人公・サイタマがワンパン(ワンパンチ)でどんな敵でも倒せるほどの強さを持っています。
対して『マッシュル』の主人公・マッシュは敵をグーパンチで倒しています。
サイタマとマッシュ両方とも、筋トレで圧倒的なパワーを得たところ、あまり感情の起伏が激しくなく、敵をサラッと倒すところが似ていますね。
鋼の錬金術師
『マッシュル』の148話で登場する、巨大な「対価の扉」のマッシュのやり取りが『鋼の錬金術師』の「真理の扉」と主人公・エドワードのやり取りにそっくりなのです。
漫画のコマや構図、扉が大切なものと命の対価交換を提案していることが似ています。
NARUTO
『マッシュル』の第122話に、攻撃されそうになったドットをランスが背中で庇うシーンがあります。
このシーンが『NARUTO』のサスケがナルトを庇ったシーンを思い出すと話題になりました。
ただ、この流れは少年漫画にありがちな流れなので、オマージュといったところでしょう。
こちらの3作品もハリーポッターと同様に、尊敬の意を込めたオマージュだと推測します。
『マッシュル』は『ハリーポッター』のオマージュだった！
『マッシュル』は一見、『ハリーポッター』のパクリのように思われますが、オマージュだと推測します。
『ハリーポッター』だけではなく、他の作品にも尊敬の意を込めているのでしょう。
アニメ2期の制作も決定しているため楽しみですね。